thrakt's tech blog

コードとかやってる事の話。エモい話とかも含める。

相手に「伝わる」話し方 ぼくはこんなことを考えながら話してきた : 池上 彰

面白かった。池上彰氏のこれまでの経験から、どのような試行錯誤をしていったかが書かれている本。それを通して、伝わる話し方とは? という問に答えていく内容でした。池上彰といえば、模型を使ったわかりやすい説明。自分も週刊こどもニュースを見て育ったので、なかなか楽しめる内容でした。

実用書というよりは自伝に近い内容でした。"わかりやすく説明する方法を身につけ"たい人に100%ハマるかというと微妙な印象。アナウンサーの話とかはアナウンサーの技術論な感じがあり、わりと読み飛ばしてしまった。とはいえ、経験談を通して話されるTIPSには見るべきものがあると思います。

個人的には、税金を取られると言ってしまった時の対応の話が


以下振り返り用メモ

  • 抽象的な物言い(丸めた物言い)はわかったような気になったり、「これで相手もわかるだろう」と思ってしまったり、結局伝わらない。

身も蓋もない言い方の方がいい場合もある。相手に伝わっているか考えるように。

  • ひとつの文章は、ひとつの要素だけを伝える。

長い文章を書きがちなので注意。言いたいことを絞る、とも言えそう。

  • 一方的なお知らせでなく、相手の立場に立って語りかけるように

親近感を与え、興味を持ってもらう。

  • 人は互いに共通体験があると話しやすい。
  • 共通体験は、相手に教えを請うことでも得られる。相手を信頼し、尊敬して教えを請う。

  • 相手が何を知りたいかを考える。そこから話す内容に優先順位をつけ、組み立てる。

全く正論なのですが、なかなか難しい。ここにも相手への理解と尊敬が必要なんだなあという感。

  • まずは「とにかく大変なんです」というコメントから始まる文章を考える。話の「つかみ」を作る。

これは面白いなと思った。自分の伝えたいメッセージをまず持ってきて、相手の興味を考えて関心を引くつかみを作る。すぐ使えるのも良い。

  • 専門用語を外部の人に対して安易に使うのは配慮にかける。

  • まず言葉にする。言葉にすることで自分の考えをまとめる。

  • 抽象論より具体論。具体論は相手に興味を持ってもらえる。

  • 相手に何かを尋ねられたら、なぜこの質問をしたか判断する。そうすると適切な回答ができる。